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「つれづれなるままに」 のぺーじにようこそ

   このページは、店主のひとりごと、店主の日記 のようなページです。
   どうぞ、ごゆっくりと。






  − つれづれなるままに − No.001


           * メリー クリスマス *

クリスマスをむかえるある日の午後のひとりごと。

もう1年も終わり・・・ 早いなあー・・・

毎年、同じ事を繰り返しいっている私。来年こそは!のかけ声で、何かを目標として年越しを
してきているはずなのに・・・。もう、今年も終わるのねぇ・・・(歌の文句に似たフレーズがあったナ!)

世紀をかける少女・・・ならぬ おばさん(これも映画のパクリみたい)考えてみました(つまらない
ことかもしれませんが)

やはり、世紀をかける経験のできる世代は、なかなか少ないのですねぇ。私(50代半ば)娘
(20代も後半)そしてまだ見ぬ孫は、少なくとも100年は生きないと世紀をまたげないのですねぇ。

もし、孫が近々できて、その子が少なくとも70才位は元気でないと、これもまた世紀をまたげない
のですねぇ。

3世代交代ということになります。

100年後、21世紀の終わりは、どんな風になっているのかなぁー、と、・・・。

下着の世界は、どんなスタイルになっているのかなぁ・・・ブラは果たして残っているのか、なんて
考えて。では、100年前は?と考えてみると、 図書館で調べる程マメではないので、日本の時代を
考えました。

着物が主流の時代、私の母(84才)なので、祖母の時代に遡ることに。

やはり、腰巻に襦袢が下着の主流であったでしょう。

外国では、映画や本でしか知らない、コルセット(今のウェストニッパー)やロングのキュロットパンツ
(ふりふりいっぱいの)を着けていたのでしょうね。

今世紀後半には、女性にとって開放的な下着に向かいつつ、その中でも寄せたり、上げたりしながら
より美しく女性の美を追求してきた時代だったと思えます。

素材も一番急激に多種多様になり、すばらしい展開の時代だったと思えますね。

100年をひとつの単位として考えると、今年の流行は? 色は?素材は? なんて一喜一憂して
きたのがおかしい程時間がゆっくり流れるのを感じます。

私も時代の流行に敏感に対応していたのがつい先程だったように思えます。50代半ばにしてこの頃
では、ほっとする下着を選んでお勧めするようになっている自分に気がつきます。

時代の流行は若い世代にまかせて、私は一日着けていて楽なもの、着け心地の良い素材で。
そう、無理な作りの下着のお勧めはよそう!!これが私の正直なこのごろの心境です。「流行だけに
とらわれない良い物を。」

こうして残ったブランドが当店のメインブランドとしてあります、レイディ、アンティニア、リエンなどです。

また、今年から取り扱いを始めましたスペインのガレルやプロミスは、メーカーも強くうたっている
ようにモード系ファンデーションです。

聞きなれない言葉のようでしょうが、一般的にブラはサイズをきちんと合わせて体のマイナス面を
プラスにもっていこうというのが目的です。

モード系とうたう大きな理由は、サイズはあくまで基本、参考にして、試着をしてみて合うかどうか、
無理がないかどうか、これが基本ライン
で選択します。

・−−− 好きなスタイルがあったら着けてみよう −−−・ということで、私、取り扱ってすぐに
プロミスを自分用に買いました。

通常、75Dあるいはブラにより80Dを使用しています。買うにあたってカップをみて、3/4カップで
したので不安はあったのです。今まで、3/4でしっくりしたブラはなかったので、いろいろ扱って
いてもDカップの胸にはとんがりすぎたり柔らかくハリのなくなった胸は、重さで、下を向くと飛び
出してしまい、元にもどすのに、コソコソ陰で直したりと何度試してもやはりフルカップに戻っていく
のですね。

もうあきらめていました、プロミスに出会うまで、フルカップ以外のパターンは・・・。

新商品を取り扱うにあたって、お客様にアドバイスをできるように、必ず、商品を実際に使ってみます。

プロミスは、私、80BでGOOD! だったのです。他のインポートブランドは”D”、プロミスは”B”
です。こんなサイズ展開は、はじめてのことです。

スペインの商品は、このプロミス、ガレル以前に一度取り扱ったのですが、価格帯が高い上に、
サイズ合わせが非常に難しかったので取り扱わなくなったのですが。

”モード系”という感覚が私の中で理解できていなかったための、経験不足からのことだったのだと
思います。

スペインの商品の特徴は、アンダーが他のブランドと比べて非常にソフトな布地(例えば、マイクロ
ファイバー)を使用しているせいか、一日中着けていて一日の終わりにブラを外して「ホッ!」とする
こともないのです。着けていても苦しくないため、はずしても「ホッ!」がないという、もっともヌードに
近い感覚で着けていられるのですね。

こんなにベタほめしていいのかしら。

そうなんですね。ベタほめしているのです!! 気にいっているのです!!

価格がびっくりするほど手頃、そして、ここ数年ほしいー!と感じさせる商品群に当たっていなかった
私がどのパターンをみてもほしいー!と感じさせるモードなのですね。   新鮮なのです!!

若い方のみならず、50代の私がほしいー!と思えるのは、なかなかないものなのです。


一つだけ注意したいのが、”モード”を大切にしているだけに、金具部分がプラスチックだったり
しています。取り扱いが乱暴だったり、洗濯方法では壊れることもあります。これだけ注意していた
だければ女として、鏡に写る自分に満足していただけることでしょう。

結局、世紀の時代を考えている内に、やはり、ブラの話になって熱弁をふるっている私がここに
ありで・・・。

これから迎える21世紀も、もう少し頑張って下着に関わっていくことになりそうです。

メリークリスマス!!


               
(メールマガジン第6号  2000年11月25日 掲載)






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