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「つれづれなるままに」 のぺーじにようこそ

   このページは、店主のひとりごと、店主の日記 のようなページです。
   どうぞ、ごゆっくりと。





  − つれづれなるままに − No.003


  < 山茶花の色 − ピンク > 

11月末の日曜日。 いいお天気です。 風もなく、ご近所さんも物音
ひとつしない静かな午後です。

主人はゴルフに出かけて、私も一人でドライブなんて思っていたのに、
長い付き合いのギックリ腰が出てしまった。
友達みたいな付きあいで様子を見ては体も動かします。

私の場合、チョコチョコ出る状態なので、できるだけ寝たりせず、呼吸を
整えながら動くようにしています。
その方が早く痛みを忘れるような気がして・・。

そんな訳で、遅いお昼をベランダに座って昨日の残り物で食べ終わり、
正面を見るとつい昨日まで固いつぼみだったはずの山茶花がてっぺんに
4−5個咲いています。

5年前に600円で購入した小さな苗が今では2メートル位になって今年は
早くからつぼみを沢山付けていたので咲くのを楽しみにしていたのです。

「2メートルの高さと聞くと、かなりの大きな木だと想像するでしょうが、
我が家は小さな一戸立て、土の部分はほとんどなく、草花の好きな私は、
2台の駐車スペースの上に鉄筋でベランダを作り、全てが鉢植えでの
マイ・ガーデンなのです。

山茶花もその一つで、小さな鉢を植え替えながら現在は10号鉢に植えられ
ています。地植えと違い、ヒョロヒョロと2メートルまで育ったという ・・。

毎年、2−3つの花だったのが、今年は上から下まで細い枝にびっしり
つぼみを付けてくれています。

種類は「磯千鳥」。

なんとも素敵なネーミングなんでしょう!!
磯千鳥の文字と花をみくらべて ”???”

ネーミングの意味が私にはよくわかりません。美しいピンクの花なのです。

マイ・ガーデンの花は、全体に白っぽいものを基調に季節の花の色が
少しさされる位にしているのです。
狭い庭に強い色ばかりだと・・なんて考えて、花の色を選んでいるのですが。

そんな訳で、真っ赤な山茶花も素敵なのですが、我が家の山茶花の色は
ピンク・・。 1本だけです。今年にないきれいなピンク・・。

ハッ、としました。

来年春に入荷予定のこのピンクのブラをオーダーしてあります。
ここのところ、インポートにしてもピンク系のブラは稀少になっています。

白一辺倒の時代から、ベージュ一辺倒に、そしてその頃オープンした私の店は、
”ピンク”をお客様にお勧めして買っていただくのが、たいへんだったのです。

”うそー”という声が聞こえてきそうですが、”ほんと” のほんとだったのです。

そのうち、もうピンクは、どこもかしこも、”下着はピンクでしょーう”という程、
あふれ、売る側も”飽きるよね”なんて仲間内で言っていたこともあるのですね。

その頃から黒をお勧め。世の中が色に目覚めてメーカーの提案する色が順調に
売れるようになり、”寄せて上げて”の頃の基調色は、”モカ” あるいは”ブラウン”
になり、いつの間にかベージュに取って代わる色になったのですね。

この頃には、消費者の方の好みが広がり、ニーズに答えるのに、メーカー側が
躍起になった時代だったといえるのではないでしょうか。

そして確かに、現在も基調色は、”モカ”系そして”アイボリー”と・・
現在に至っているのです。

面白いことに、このモカが流行っている頃にはアイボリーがあるけれど
”ホワイト”が日本のメーカーから消えました。

そして”ピンク”も 消えたのです。

美しいピンクが知らず知らずの内にブラの棚から消えました。

インポートの世界では、白と黒は、いつの時代にも打ち出しているのに比べ、
日本の業界の方がひょっとしたら色に敏感なのかも知れません。

最近ではそんな訳で美しいピンク色を見るとすぐに”買いー!!”となる訳で・・。

来春にフランスのブランドから1型入ります。
深めのバルコニータイプの美しい”ピンクのプラ”です。

どうぞお楽しみに!!






         (メールマガジン第8号  2000年12月17日 掲載)




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