  
この冬の2月に女三人旅でとらふぐを食べここ角上楼に泊まってあまりに良かったので 
88歳の母を連れて来ました。先ず名古屋に住んでいる母を迎えに朝6時30分に出発。 
東名厚木から名古屋へ・・・ 
母を乗せて、知多半島、師崎へ、ここからフェリーで伊良子へ 
前回来た時にはアサリが美味しいというのを知らなかったので宿につく前に是非食べたい 
、途中で立ち寄ったお店は開店休業状態で人っ子一人いない・・・ 
声をかけると『焼くよ〜〜』といってくれたので一人前頼んで・・・「おいっし〜〜〜もっとたべた〜〜い・・・・」 
けれど、宿の夕食がはんぱじゃないお料理が出るので我慢・・・ 
で、店先にトウモロコシやナス、ピーマンが安いので、つい主婦です買ってしまいました。 
そしたら、おじさん『おっとそれはもいで時間が経ってるから今、畑から取ってきてやるから待ってろ・・・』 
お店ほったらかしていなくなっちゃった! 
おまけを沢山いただいて商売になってないじゃ〜〜。。。又、来よっ、と〜思いました。 
ここらのアサリは私の知ってるハマグリの大きいの位で包丁で二つに割っても両側にタップリ 
身があるので食べ応えがあるんですよ (^○^) 
 
      
今回は2人なので以前止まった大きいお部屋ではなかったのですが十分な 
広さです。裏庭に大きく窓があって閉鎖的なイメージは無く明るく快適です。 
お風呂上りの足裏マッサージのサービスがあってこれが気持ちいいんです(^。^) 
母は恥ずかしそうでしたがなかなか気に入ったようです。 
     
    
去年、母87歳の6月、亡くなった兄の法要が横浜で会った際に一月ほど我が家に滞在して 
名古屋に送っていきながら母と2人旅の三泊四日の旅をしたんですが。。。 
松本から飛騨高山へ抜け、天生峠越えのつもりで行くと古川の街を過ぎ落合辺りから交通止めの 
大きな看板が出はじめて、ガソリンスタンドのおじさんに聞くと未だ雪でこえられないんだとか・・・・ 
かなり戻って荘川から御母衣湖方面からしか通れないといわれて、かなりの遠回りです。 
しかし、峠で行き止まりになっては仕方がありません。しかし・・・この母は・・・ 
『え〜い、行っちゃえ〜〜!!』と、のたまうのです!! 
この母にしてこの子あり・・・私も結構、突っ走りますが、雪の峠道、ましてや通行止めの看板が 
道の真ん中に置いてあるのを無視してまで私は行きません。 
母が一度生きたいという大牧温泉に一日目は泊まり、翌日は日本海岸線の8号線を東尋坊、 
越前岬 、敦賀、に抜け二泊目は小浜のホテルで早めのチェックイン。 
三日目は天橋立では笠松山へはリフトに乗って足をぶらぶらさせながら私のひとつ前の椅子で 
楽しんでいました。伊根の舟屋は全国的に台風だったので観光船が避難して一隻も無いというので 
カモメにかっぱえびせんをやってたのしみました。 
今日の宿は城崎温泉です。疲れを知らないのか外湯を上がった後もすぐに宿に戻らずブラビラする母です。 
温泉寺があってそこで一休みをして、宿へまたまた、宿の仲居さんが情緒が会って楽しくて・・・ 
温泉街らしい温泉宿です。外人さんも多くみかけます。 
 
、おかしかったのは行きがけにすれ違った5〜6人のお美しい、浴衣もなかなか上手に着こなして 
宿の洗面道具の袋を小脇に抱えて、下駄をカランコロンとならしながら・・・いいもんです。 
私達が温泉寺から宿に向かう頃にまたすれちがいました。 
あんなんなるまで湯めぐりしなくったっていいのに〜〜〜・・・・と、思うほど・前は乱れて 
髪の毛はぐしゃぐしゃ・・・下駄をならすのもガタガタと引きずって・・・今にも倒れてきそうな、顔つきも 
さっきとは大違い、目は険悪な・・・もうおかしくて、今思い出しても声をあげて笑い出してしまうほどの光景です。 
 
翌日は名古屋まで送り届けて・・・元気な母です。ドライブが大好きな母です。 
私も楽しめる親孝行なので毎年どこかにつれていってあげたくなります。今年はどこにしよう♪〜 
     
宿の気配りです。食べきれない夕食。それにお夜食がこうしてお部屋に届いているんです。 
もったいないのですがとても食べられません。でも、気遣いが嬉しい宿です。 
     
これ。。朝食です!!   どれを食べても仕事をしてる〜〜とうなづかせるものばかりです。 
ご飯はかまど焚きだそうです。干物だって生臭くないんです。88歳の母には多いのですが美味しいの連続です 
    
いつまでも宿の方に見送られて今日はゆっくり気の向くままのドライブです。 
渥美半島はメロン栽培で有名です。母はお世話になっている方にとメロンを買い込んでいました。 
その中には私の分も入っていました。(^。^) 
 
三河湾に沿って竹島へ。一色海岸ではさかな広場で御寿司を食べ、あの大きな 
アサリが売っていたので今日の夕食にと買い込みました。 
       
母を名古屋に送り届けて、家族が帰ってくるのを待って夕食をして。。。 
あのアサリです。そして、一人、東名をひた走り帰ってきました。 
皆に泊まっていけといわれても仕事があるので、後ろ髪惹かれながらの帰還です。 
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