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笠間の火祭り

< 旅 >


日本全国多くの窯元がありますが日常使いの食器しか買わない私にはとても親しみのある窯元の
ひとつです。

この年の春四月中旬、友人と茨城にゴルフに行った帰りに笠間経由で帰ってきた折にふらふらっと
最後に寄ったのが山崎陶園でした。すでに日は落ち始めていて なぜかここだけがこうこうと、
明るくてすいこまれていきました。

ここで出会ったのが急須です。
見た目は小ぶりなので一度に三杯は入る急須を探していると希望を出すと太鼓判を押されました。
そして、70歳を越したというここの主は横浜に長く暮らしていたのに定年を前に一念発起し、笠間に
単身で修業に来、三年の予定を五年間の修業をして後、独立して窯をもったのだそう。

今では一時、白馬でペンション経営をされていた息子さんご夫婦も笠間で一緒に仕事をしているのだ
そうだ。得意にしているのが急須だということで、迷わず買って帰りました。

使っている内に模様が浮かび上がってきました。いいんですねこの色といい、柄といい・・・
おじさん(ごめんなさい)が我が子の頭をなでるように急須を触っていたのが思い出されます。
今では、私が急須を撫で回しているのですから・・・・

陶器は大好きです。好きというだけで薀蓄は何も持っていません。
ただ、笠間には外国から来た沢山の芸術家も入っていて、自由な作風で、活動できる数少ない
ところなのかな〜とかんじました。

すでに黒光りし始めた急須・・・このころに手をすべらして・・・なんてことが多くて・・・


手にすっぽり落ち着く大きさ、注ぎ口の水切れがいいこと、日に日に愛着がわいて来る色だし
ちょっと大げさだけどこの急須をながめていると、ああ、ここにも宇宙があるなんて・・・
訳のわからないことを言っている私です。

4月から5月の連休に町あげての陶火祭があるときいて主人を誘って行ってきました。
会場の出店の多さにびっくりしました。地図を片手に山崎陶園に目印をつけ順に除いてみました。
私の眼力で花瓶を見比べても数十万円もする物と私でも気軽に買える物との違いはわからない
のがあるのです。床の間に飾るのではないので、作り手の方が新人の物、名の通った方では
当然何かが違うのでしょう。でも、これはひょっとしてお買い得かも・・・後世、名を上げる方のかも
と言い聞かせて私の眼力を信じて花瓶を二つ買いました。
やはり、日常使いの花瓶なので惜しげなく”どこでも配置”でとってもいい買い物でした。

皆さんも是非じっくりと手にとってお気に入りの一つを探してみてください。
笠間の近くには益子焼きの窯元も近いので行ってみたいですね。

下の写真
山崎陶園のご党首  70歳を超えて現役です
急須は一年位使って色が浮き出てきました。
写真左  息子さん夫婦、右は陶園正面全体です。
    

                                    



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